年商十億円を突破するために必要な考え方
年商3億円までは、社長のトップセールスと No.2の2人だけで達成可能です。
更にその先の10億円を目指すのであれば、組織作りが必須です。
例えば、メンバーの中から優秀な人材4名を課長にし、それぞれに4名の営業マンを配置します。
これで 20名の営業部隊が完成。
ここで問題が生じやすい問題のは、プレイングマネージャーである課長にもそれなりの予算がついてしまうため、すぐに結果に結びつきづらい部下の育成よりも、自分が営業して成績を上げることに没頭してしまうこと。
数字が伸び悩めば、社長からプレッシャーをかけられ、結局課長自らが足りない数字を作らざるを得ない状況 になってしまうのです。
そうなると、課長は身も心も疲れ果て、退職してしまうこともざらにあります。
そして、次に来た課長も同じことに。
これでは組織は機能しません。
年商10億円の壁を越えるためには、数字を上げられる人間だけで売上をつくるのではなく、組織として売上をあげるのです。
それには、営業マンが一定レベルの営業力をもっていることと、課長が部下の教育に、ある程度時間をさけることが必要になります。
さらに、営業成績が給与にも反映される人事制度が確立できていれば、社員のモチベーション維持にもつながり、 優秀な人材確保にもつながります。
組織マネジメントをNo.2に任せられれば、社長は更に俯瞰的な立ち位置で将来のビジョンを描くこともできるでしょう。
年商10億円の壁を突破したいなら【組織力】を強化して、社員が働きやすく、成長しやすい環境を作ることに注力してみてください。